猫の病気とキャットフードの関係

top画像

猫は人間よりもちょっとした病気で命の危険が伴うことがあります。特に多いのが、腎不全や尿路結石や膀胱炎といった泌尿器の疾患。
一度泌尿器系の疾患にかかると再発を繰り返してしまったり、最悪の場合命にかかわってしまうことも。
こういった猫の病気には、キャットフードがかなり影響していると考えられています。
猫の病気とキャットフードの関係性について考えながら、猫の病気を防ぐためにはどういうキャットフードを選んだら良いのかをご紹介していきます。

愛猫に与えるキャットフードというと、カリカリと呼ばれるドライフードがメインという飼い主さんも多いですよね。
ウェットフードは栄養価も高く、カロリーも高いのでなんとなく肥満になってしまうんじゃないか?というイメージも。
実は猫の泌尿器系の病気を引き起こしているのはドライフードである可能性が高いんです。

泌尿器系を代表する猫の病気は水分不足が原因になっていることがほとんど。
猫は基本的に水分を取らないので、ドライフードばかりでは水分量が足りなくなってしまうことがあります。
ドライフードは水分含有量が極端に少ないので、極度の水分不足になってしまい、尿が濃くなることで腎臓に負担を与えてしまうことが原因です。
尿に含まれているカルシウムが石になってしまうと、尿結石にもなってしまうことも。
こういった病気を防ぐためにはドライフードだけでなく、ウェットフードも与えてあげると良いですね。

またドライフード、ウェットフードのバランス以外にも、キャットフードそのものの質についても考えてあげる必要があります。
あまりにも安すぎるキャットフードですと、添加物が入っていたり、純粋な肉以外にも猫にとって消化しにくい物質が混入していることも。
穀物なども猫にとっては消化しづらく、病気や病気のもととなるアレルギーを引き起こしてしまうことがありますので注意が必要です。

キャットフードの選び方1つをとっても、愛猫の健康はかなり左右されます。
フードを選んであげるのは飼い主さんにしかできないことですので、愛猫の好みとも相談しながら健康に良いキャットフードを選んであげるようにしてくださいね。